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マザコンは治るのでしょうか?

マザコンの原理は、いわば「井の中の蛙(かわず)大海を知らず」ということわざに一致します。

これは、狭い井戸の中に住む蛙は、そこが全世界だと神事、大きな海があることを知らないという意味です。狭い井戸というのは自分の世界、または母親がつくった世界のことです。母親と自分だけの世界の中で、彼はトップに君臨しているわけで、その世界の王様なのです。


王様の言う命令は絶対であるし、王様の願いは必ずかなうものです。ですから、自分以外の他人全員を「召使」と思うような、自分中心の考え方をしてしまうものです。

ところが、そんな彼もやがて大海と接しなければ、社会人として生きていけなくなります。彼はそこで何度も壁にぶつかることとなります。

同僚に嫌われ、上司に苛められ、恋愛はすぐに破局し、何度も屈辱を味わいます。では、そのような人間は、その後どのように変化していくのでしょうか。



それには次の三つのパターンが考えられます。

@ 壁にぶつかりながら大人になっていく場合

A 完全に自分の世界にこもってしまう場合

B さらに大きな社会への恨みを膨らませていく場合


もっとも多いパターンは@でしょう。


その理由は、これがもっとも低コスト(精神的努力にたいして見返りが大きい)だからです。自分の実力を知り、無理な野望を持たなくなるということです。これを「幼児的万能感の縮小化」といわれるそうです。

しかし、わずかですが、中にはAへと変化する人もいます。

これは人生を崩壊させていきます。自分の世界にこもることは、自分の力で生きることを放棄するということです。または自分を認めてくれる小さな世界にとどまることを意味します。

Bは精神的に大きな労力がかかります。生半可な精神力では到底無理でしょう。




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