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■恋愛するためには必要以上の高いプライドは邪魔になるもともとモチベーションとは、闘って勝ち、生き抜くために必要な精神力です。現代の日本では考えられませんが、世界の大半の国は貧しく、まず人間は、食糧を確保する意欲を生きていくために身につけます。生存競争は、赤の他人とは当然のこと、血のつながった兄弟でも奪い合いとなるのです。飽食の時代と言われる日本では、そのようなモチベーションとは縁が遠くなっていますが、それはモチベーションを高めなくても空腹になることがないからです。 これは、スポーツでも勉強でもそうです。 日本では、勉強は義務教育という状態で国から与えられ、身の回りの物はすべて親から与えられるため、闘う必要がないのです。 なかには、東大を目指して勉強している人、タレントを目指して頑張っている人、プロスポーツを目指して闘っている日ともいますが、嫌ならそんな勝負にわざわざ乗り出さなくても、十分生きていけます。 そうすれば、闘って負けて悔しい思いを経験することもないでしょう。 だから、今まで闘った経験のない人は「負け知らず」なのです。逆に言うと、負けを経験したくないから闘わなかったのです。その代わり、負けたことのない人は、プライドが高いままです。 現代の日本人のほとんどは、プライドが高く、ほどほどの生活に満足しており、モチベーションを高める対象を持たなくなってしまいました。 それでも年頃になると、生き残るために、どうしてもモチベーションを高めざるを得ない状況に直面します。 それが恋愛です。 間違いなくすべての人が、より魅力的な異性を獲得したいと思っているはずで、そのためには、嫌でも競争しなければなりません。恋愛だけは国や他人に与えてもらうわけにはいかず、自分の力で必死になって努力しなければならないのです。 つまり、それまでのんびりしてきた人でも、恋愛をすることで初めて、そうとは知らずに精神的な労力(モチベーション)を高めざるを得ない状況に追い込まれるのです。 当然、異性獲得戦に参戦すれば、自然と負けも経験するようになります。どんなにがんばっても「美人のあの子」に勝てなくて、みじめな思いをしたりします。このとき、生まれて初めて高い高いプライドが傷つけられてしまいます。 プライドが高い人にとって、そのプライドが傷つけられることは、人生最大の恐怖です。それが嫌だと思った人は、もう恋愛に参戦しなくなります。 「恋愛なんてバカバカしい」などと自分にウソをついて、プライドを必死に守ろうとします。このように、必要以上に高いプライドは、恋愛モチベーションを大幅に低下させてしまいます。 恋がない、恋愛ができないと思っている人は、ブライトが高すぎるのではないですか。 |
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